各種情報

就職活動について

スケジュール

平成30年度(平成31(2019)年3月)に卒業・修了予定の皆さんの就職活動に関する日程は前年度と変わりません。

採用選考に関する指針(日本経済団体連合会)
平成30年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(申合せ)(就職問題懇談会)

平成29年度(平成30(2018)年3月)に卒業・修了予定の皆さんの就職活動に関する日程は前年度と変わりません。

2018年入社対象の「採用選考に関する指針」について(日本経済団体連合会)
平成29年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(申合せ)(就職問題懇談会)

平成28年度(平成29(2017)年3月)に卒業・修了予定の皆さんに対する採用活動の開始時期が変更されました。

平成27年12月7日に日本経済団体連合会の「採用選考に関する指針」および「手引き」が改定されました。この結果、平成29(2017)年3月に大学卒業予定・大学院修士課程修了予定の皆さんに対する採用活動(面接と試験)の開始時期は卒業・修了年度の6月1日に変更になります(広報活動(会社説明会など)の開始時期は卒業・修了年度に入る直前の3月1日で、前年度と変わりません)。キャリアサポートルームは、この指針と手引きおよび国立大学等で構成する就職問題懇談会が定めた「平成28年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(申合せ)」に則り、学生の皆さんの就職活動をサポートしていきます。

なお、就職・採用活動の開始時期の変更に伴い、企業等の採用活動において学生の職業の選択の自由を妨げる行為やハラスメント的な行為は厳に慎んでいただくよう就職問題懇談会としてお願いしていますが、困ったときにはキャリアサポートルームで相談してください。

(参考)平成27年度以降の企業の広報活動・採用選考活動のスケジュール
広報・採用活動開始時期

文系の就職活動

文系の場合、学部生でも大学院生でも就職活動のスケジュールは変わりません。

特定の早い業種や職種(外資金融、外資系コンサル、IT業界、特定分野の研究職、TV局アナウンサーなど)や日本経済団体連合に加盟していない企業を除いて、3月から企業説明会およびエントリーシート提出、6月から面接を中心とした採用選考、その後、順次内定というスケジュールになっています。文系の場合は推薦応募はありませんので、自分で企業・団体を探して選考を受けます。京都大学求人票検索システムや学内での合同企業説明会、各種就職イベントや就職情報会社の就職ナビ等で企業を探してください。

理系の就職活動

自由応募で活動する場合

文系とほぼ同じ活動になります。選考の時期は業界や職種、学科によってかなり差があります。また、下記の特定の業種・職種については、かなり早い時期に選考が始まりますので、注意する必要があります。

外資系コンサル・金融、製薬・食品・化学・素材メーカー等の研究職、IT業界
これらの業界・職種では非常に早い時期に選考が始まる場合があります。京大生に人気のバイオ・製薬・食品の研究職の選考スケジュールは各社でスケジュールが大きく違ってきます。「気づいたら終わっていた」というようなことにならないよう、情報収集に努めてください。

文系職種で応募する場合は、文系の就職活動の流れに乗ることになります。また、自由応募で受験しても最後に内定を得る条件として教授推薦(学校推薦)が必要になる場合があります。教授推薦(学校推薦)は同時に複数の企業には出せませんので、自分の志望度合いやスケジュールをよく考えて活動しましょう。

教授推薦(学校推薦)で活動する場合

各学部・研究科・専攻の就職担当教員や研究室の指導教員とよく相談してください。原則として研究室(専攻)で1社何名までというような枠がありますので、内部で調整のうえ推薦を出してもらうことになります。企業によってはこの推薦がないと受験できない場合がありますので、企業のホームページや人事からの説明をよく確かめてください。推薦の時期は学科や専攻によって異なります。ただし、推薦状があるからといって100%合格するわけではありませんので、エントリーシートや面接の準備を怠らないようにしてください。

6月以降に留学を終えて帰国する学生の就職活動

2016年7月以降に応募可能なトビタテ支援企業・団体一覧

自己分析

「どこの会社に行きたいか?」 と聞かれて会社の名前を出すことはできても、「そこで何をしたいか?」と問われると答えることができない…就職活動を始める前の学生は大半はこういう状況にあります。「どこへ行きたいか?」ではなく「何をしたいか?」を考えることが自己分析の第一歩になります。

例えば医師を目指して医学部に入学した人や弁護士を目指して法学部に入学した人は、すでに受験の段階で目標が設定できているわけですが、本来は企業や公務員を考えている方も同様に目標設定する必要があるはずです。就職は大学受験と異なり、偏差値という一つの評価軸で合否が決まるものではありません。大まかに言いますと

  • 能 力
  • 動 機
  • 人間性

の3軸が必要になります。

自己分析とはこの企業が求める評価軸に対して、自分自身はどうなのか? を客観的に考える作業です。

能 力

職務を遂行するための実務能力と社会人としての適性能力の二つの意味があります。

ほとんどの皆さんが正規に働いた経験はないと思いますので、この場合求められる実務能力とは、将来もしくは近い将来発揮しうる(と自分が考えている)能力ということになります。例えば英語は、いくらTOEICの点数が高くても実際にビジネスの現場で使えなければ意味がありません。採用側は「TOEICの点数が高い=早く実戦で使えるようになってくれるだろう」という期待感で評価してるのです。理工系の方が研究室で学んでいることも、即仕事で使えるわけではないと思いますが、その技能や知識・スキルを基礎にして、いずれ業務で成果を出してくれるだろうという観点で見られているのです。自分は将来仕事に生かせるどんな能力を秘めているのか? をじっくり考えてみてください。

一方で適性能力については、すでに皆さんに備わっているはずのものです。なかでも近年、採用側が注目しているのが「コミュニケーション能力」というものです。仕事とは、外部の顧客や取引先はもちろん、内部の関連する部署との交渉ごとが多くの割合を占めます。この「目標に向かって関係者と業務を円滑に進められるかどうかという能力」はもっとも必要とされるもののひとつになります。大学生活で自分はどのように人と関わってきたか、どのように関係性を築いてきたかを振り返って、適性を考えてみましょう。

動 機

「なぜその仕事をしたいのか?」 を掘り下げて考えてみましょう。といっても、ほとんどの方は知っている仕事しかイメージできません。その結果、テレビや雑誌で見たことがある仕事とかテレビ局や出版社の仕事そのものしか思い浮かばないという人も多いのではないでしょうか。しかし、世の中にはさまざまな仕事があり、非常に複雑に繋がっています。動機を考えるためには、まずそれらの多種多様な仕事について知っておく必要があります。「OB・OG訪問を先にしてみましょう」といったのは、そういう社会を見る視野を広げて選択肢を多くして欲しいという意味なのです。まずはたくさんの選択肢を用意する、その上でその中から自分にあったものを絞り込んでいく。このプロセスが自己分析そのものなのです。

人間性

組織はさまざまな人間が集まって成り立っています。何か物事を遂行する際にリーダーシップに富んだ人間が必要なのはいうまでもありませんが、それと同様に影で補佐してくれる人も必要です。当然黙ってついてきてくれる人も必要になります。違った観点から問題提起する人も貴重です。明るく積極的な性格の人も必要ですが、生真面目でじっくり取り組む人も同様の存在価値があるのです。自分の人間性がどのように組織やチームで生かせるのか、生かしていきたいのかを考えてみてください。

企業が採用する際に求めるものは、「社会に、所属する組織に『貢献できる』」人材です。京大卒というブランドが担保してくれるのは採用側が求める「能力」の一部でしかありません。選考に落ちて相談に来る学生の多くに共通しているのがこの「能力」に対する過信ゆえの自己分析の甘さです。また、社会に出てから「仕事が合わない」とか「仕事がつまらない」と言って辞めてしまい、キャリアサポートルームに相談に来る卒業生も少なくありません。話を聞いていると、会社の知名度や印象といった単一の軸で入社を決めて、仕事や業務内容と自分自身をマッチングできていなかったことが原因である場合も多くあります。職業経験のない皆さんが仕事とのマッチングを考えることは難しいかもしれませんが、できる限り生の情報を取り入れて、自分自身で判断していくようにしましょう。キャリアサポートルームでは、さまざまなな行事や就職相談を通して、自己分析のサポートをしていますので、分からないことがあったら相談に来てください。

企業研究

求人情報検索システムから

京都大学に対する求人情報の公開は、2016年3月1日からキャリタスUC(元UniCareer)を利用して公開することになりました。キャリタスUCは登録などの手続きは不要ですが、利用は学内限定となっています(学外からアクセスすると、キャリタスUCに接続するためのロゴが表示されません)。

各種就職ナビから

採用を行う企業の情報は就職情報専門のサイトで見ることができます。業界や職種、または勤務地などから企業の検索を行うことができます。会員登録を行っておくと簡単にエントリーができますので、自分にあったサイトを見つけて活用してください。

就職情報サイトの例

企業説明会から

キャリアサポートルームでは、就職セミナー等で直接企業の話を聞いて交流ができる場を設けています。また、3月には総合体育館で大規模な合同企業説明会を開催しています。積極的に参加してください。

企業研究で気をつけること

学業に忙しい皆さんは、企業の情報に触れる機会を確保することが難しい場合もあると思いますが、知名度や待遇といった単一の軸だけで判断してしまうと、肝心の自分自身とのマッチングがおろそかになってしまいます。企業研究をする際には、仕事の中身やその後のキャリアパス、将来の事業戦略といったものもしっかり理解できるように努めてください。

離職率

大卒の就職3年以内の離職率が平均35%に上っています。この原因については様々な分析が行われていますが、原因のひとつに仕事やおかれる環境に対しての理解度が少なかったことがあります。ここ数年は好況の影響で採用難(売り手市場)ですので、企業も「京大生なら採っておいて損はない」程度の粗い採用になってしまう場合もあります。将来にわたってじっくりと自分が取り組める仕事を見つけるという目的意識をもって企業研究をしてください。

なかには採用した学生のほとんどが辞めてしまうような会社があります。会社のデータを見る際に【従業員数】と【採用数】のバランスをしっかり把握することも必要です。従業員数に比べて採用数が多すぎる企業は要注意です。よほど急成長している会社か、大量に離職者が出る会社かどちらかですから、【売り上げ】【利益】の伸びなども調べた上で、冷静な判断を下せるようにしてください。

勤務地

地元にこだわりのある方も少なくないと思います。しかし、ある程度の規模の企業になると、海外も含めて全国各地に事業所を展開しているので、必ずしも地元に勤務できるとは限りません。将来の幹部候補生として採用される場合は、当然さまざまな事業所を経験することになると思います。また、研究職や法務、財務、マーケティングなど特定の職種を希望する場合も同様に、それらの職場がある事業所に限られてきます。自分の目指す仕事と勤務と勤務地の関係をよく考えた上で、企業研究をしてください。

年 収

初任給はどの企業でも大きな差はありませんが、将来的には大きな格差が出てきます。【平均年収】は公開されているデータから調べることが可能ですが、この場合の平均とは「会社が支払っている給与全額」÷「全社員数」という意味であって、皆さんが○○才になったら確実にもらえる給与と言う意味ではありません。日本企業でも成果主義報酬が定着してきており、同じ部署、社歴、年齢の人同士でも大きな差がついているのが現実です。また、給与自体は非常に高くても、社会保険やその他の待遇(通勤、住宅、休暇など)がおろそかになっている場合もあります。みかけのデータに惑わされず、自分がどういう環境で働きたいのかを常に考えるようにしてください。

社 風

企業にはそれぞれ独自の風土があって、長くそこに勤めている人はその色合いが強く出てきます。ただ、人事の採用担当者は会社の顔として皆さんに接す る代表者なので、基本的には「良い人」が選ばれています。人事の方が良い人だったからと言って、必ずしもその会社の人全員が良い人とは限りません。本当の社風を知るためには、OB・OG訪問や職場訪問を行って、できる限り自分の目で見ることが重要です。

エントリーシート(ES)

エントリーシートとは

履歴書だけでは詳しい学業内容や応募動機などを記入することができないので、応募に関するさまざまな情報を記載できるようにした企業指定の応募用紙のことです。

企業あるいは応募する職種によって記入する課題はさまざまですが、基本的には

  • 志望動機
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 取り組んでいる研究内容
  • あなたの性格(長所・短所)について
  • 最近関心を持った出来事

といったテーマで400字から1000字くらいで書かせるものが多いようです。

採用側はエントリーシートを見て、次のステップ(面接、座談会など)に呼ぶかどうかの判断をします。企業が判断する材料は

  • あなたがどういう人物で
  • あなたがどういう能力や知識を持っていて
  • あなたが当社で何をしたくて応募したのか

です。これらが論理的にかつ的確に書かれているかどうかが評価ポイントです。

良くないエントリーシート

流暢な日本語で立派なことを書けば通ると思っている人が毎年いますが、採用側が知りたいのは等身大のあなたです。きれいごとで装っただけの記述では相手に何も伝わりません。本当にあなた自身が経験したこと、考えたこと、思っていることなどを自分のことばで書くことが必要です。

  • 他の人と書いていることがほとんど一緒
  • どこの企業にも同じ内容
  • 設問に対して答えていない(ポイントがずれている)

このようなエントリーシートはいくらきれいに書いても、あなた自身を理解してもらうことは難しいでしょう。特に「どこの企業にも同じ内容」には気をつけてください。何社ものエントリーシートを作成する場合は、ある程度共通のテンプレートを用意しておくことは問題ありませんが、「当社を志望する理由」の内容が、A社でもB社でもC社でも全く同じということがあるでしょうか?一度胸に手を当てて考えてみてください。採用側が知りたいのは、「なぜ他社ではなく当社に来たいのか?」という理由です。

志望するからには、

  • 他社との違いをあなたなりに理解しているのか?
  • その違いをどう咀嚼しているのか

を教えてください、というのが採用側の要求です。この要求に応えるためには、きちんとした企業研究が欠かせないのは言うまでもありませんが、自己分析に基づいた説得力のある意識形成ができているかどうかも問われます。良くないエントリーシートとは「自己分析ができていない」エントリーシートなのです。

OB・OG訪問

OB・OG訪問とは

企業の情報はホームページや就職情報ナビ、会社案内などを読めばある程度分かりますが、いずれも表向きの情報、つまり採用側が伝えたい情報でしかありません。しかし実際に働くとなるとさまざまなトラブルや困難に出会います。こういう障害を乗り越えてはじめて本当の「やりがい」や「達成感」を感じることができるのですが、こういう生きた情報は待っているだけでは手にすることができません。そこで、会社で働くOB・OGの方に直接話を聞きに行くのがOB・OG訪問なのです。

どうやって行うか

京都大学には学部・研究科や学科・専攻ごとの同窓会があり、同窓会名簿を発行しているところもあります。名簿の有無や閲覧については所属する学部・研究科の事務室などに問合せてください。また、所属する研究室、学部・研究科、学科・専攻などの教員から訪問可能なOB・OGを紹介してもらえる場合がありますので、相談してみてください。

キャリアサポートルームでは、京都大学の卒業生・修了生が在籍する企業等から提供された卒業生名簿を管理し、学生の皆さんが閲覧できるようにしています。閲覧を希望する場合はキャリアサポートルームにある閲覧申請用紙に記入の上、学生証を添えて申し出てください。なお、個人情報保護法の制定以降、取り扱いは年々厳しくなっていますので、名簿の提供を中止している企業も少なくありません。また、OB・OG訪問自体に対応していない企業もありますので、すべての企業にOB・OG訪問ができるわけではありません。

京都大学卒業生名簿一覧(学内限定)

OB・OGを訪問するための連絡先(人事担当者または本人)が確認できれば、その連絡先に訪問希望の旨を伝え、以下の要領で訪問日時や場所を確定します。

連絡先が人事や採用担当に統一されている場合

まず担当の方に自分の身分と就職活動のためにOB・OG訪問をしたいという要件を伝え、リストにある卒業生の方に取り次いでいただけるかどうかを尋ねます。そのまま本人に電話を回していただけたら、改めて用件を伝え、相手の都合を聞いてください。その場で取り次がず、後ほど先方から連絡をいただくという場合もあります。

本人に直接連絡する場合

朝の忙しい時間帯や、お昼休みの連絡、退社前の連絡は控えてください。本人に直接つながる場合もまず自分の所属と名前を名乗り、就職活動のためにOB・OG訪問を行いたいこと、ついては会って話を聞きたいということを伝えて、先方の都合を聞いてください。予め、自分の予定・対応できる日時をきちんと把握しておきましょう。

現場で仕事に携わっている方は非常に多忙です。自分勝手な都合で相手に迷惑をかけないように気をつけてアポイントをとるようにしましょう。

何を聞くのか

ホームページや就職情報ナビ、会社案内などでは掴みにくい情報を聞くようにしましょう。

  • 具体的にどういう仕事をやっているのか
  • どういう点が面白く、どういう点が苦労するところか
  • 会社の雰囲気や上司はどういう人が多いか
  • 残業や休日出勤の状況は
  • 受験に当たって注意しなければならないことは

など聞きたいことを予め整理したうえで訪問に臨んでください。

時期はいつがいいか

特にいつでなければならないということはありませんが、できれば休暇期間(夏季・冬季)を利用して行うのが一番よいと思います。そんな早い時期に志望する企業や業界は絞れていないと思われるかもしれませんが、OB・OG訪問はそもそも業界や企業を絞り込むための情報を得るために行うわけですから、早すぎて駄目ということはありません。また、社会人の方は多忙ですので、お互いの都合をあわせるのは簡単ではありません。休暇中であれば皆さんの融通がききやすいので、相手に迷惑をかけることが少ないですし、就職活動を始めるにあたってのいろいろなアドバイスももらえると思います。

キャリアサポートルームでの卒業生名簿の貸し出しが一番多くなるのは、12月から4月頃です。ある程度企業・団体の絞込みも進み、エントリーシートや面接の対策としてOB・OGの話を参考にしたいということなのでしょうが、この時期は人事も説明会の開催で全国を駆け回っており非常に多忙な時期です。個別の問い合わせに対応してもらえないこともあるかもしれません。また、この時期に会ってくれるOB・OGは、人事の代役を務める「リクルーター」という影の面接官が出てくる可能性が非常に高くなります。気楽に話を聞くどころか、緊張して何も聞けなかったという事例も毎年あります。

面 接

面接の際に気をつけることは、与えられた時間で自分を理解してもらい、アピールできるかどうかです。何千人という応募者を面接する会社も少なくありませんので、学生一人に与えられる時間は非常に限られてきます。

集団面接

複数の学生が同時に面接される形式です。仮に5人の学生を一度に面接した場合、全体でかかる時間が30分とすると、一人あたりの時間は6分しかありません。「たった6分でいったい自分の何を理解できたと思っているのか?」と不審に思う方も多いでしょうが、ビジネスの現場では6分という時間は貴重な時間です。例えば、クライアントにプレゼンをするとして、同業他社が5社呼ばれている場合を想定してみましょう。最初の数分で相手の関心を惹くことができるかどうかは大きなポイントです。「これ以上聞いていても得るものは何もない」と判断されるか「もっと話を聞いてみようじゃないか」と思われるか、この6分間をどう生かすかにかかっているのです。この面接で落ちるということは、理解してくれなかったのではなく、理解する必要がないと思われたということですから、その原因がどこにあるのかをきちんと分析しなければなりません。態度、印象、アピールの仕方、企業研究・自己分析の内容を客観的に考え直してみましょう。

個人(1対1)面接

形式が変わるだけで、臨むべき姿勢は集団面接と一緒です。エントリーシート同様、採用側が知りたいのは

  • 人 物
  • 能 力
  • 志望動機

の3点です。志望動機の重要性はエントリーシートの欄で言ったとおりですが、面接の際に注目されるのが、もっとも顕在化している「能力=コミュニケーション能力」です。面接では、予め聞かれるであろう質問の答えを暗記して臨んでいる方が少なくありません。エントリーシートに書いてある内容をそのまま諳んじて答える方がいますが、採用側は既にエントリーシートを読んでいるわけですから、同じことを聞いても仕方ありません。コミュニケーションのとり方で重要なのは、言いたいことを言うことではなく、相手が聞きたいことを伝えることにあります。相手に伝わる話し方ができるかどうか考えてみてください。また、「面接官が言いたいことを聞いてくれなかった」という失敗例もよく耳にします。これも同様で、面接官の聞きたいこととあなたの言いたいことが乖離しているとすれば、あなたは相手のことが理解できていなかったことになります。つまりコミュニケーションの初歩ができていないといわざるを得ないのです。採用側は上記の3点を外れる質問はまずしてきません。あなたにとって意味がないと思う質問でも、必ずこの3点のいずれかを知るための手がかりとして質問しているはずです。

例えば、面接の最後に「ではあなたのほうから何か質問はありますか?」とか「最後に何か言い足りないことはありますか?」と聞かれた場合はどうで しょうか?まさか「いえ、何もありません」などと答えてはいないでしょうね。この場合の面接官の気持ちを考えて見ましょう。「何か質問はありますか?」→「もうちょっとわが社のことを理解してもらったほうがいいかもしれない。理解不足の点を説明してあげたい。もっと理解してもらいたいなあ」という風に解釈できないでしょうか。では、「最後に何か言い足りないことはありますか?」はどうでしょうか。「ちょっとアピールが物足りなかったなあ。本当にわが社が本命なのかなあ」と考えているのかもしれませんね。いずれにしてもあなたを印象付ける最後のチャンスを相手がくれているわけです。ものにしない手はありませんね。

このように、相手の意図を理解して的確に答えを返すことができるか?これがビジネス社会で必要なコミュケーション能力なのです。

グループディスカッション(GD)

グループディスカッションで着目されているポイントはチームや集団の中でどういうふるまいをする人なのか?という点です。発言が多いから良いとかリーダー役を勤めたから良いという単純なものではありません。チームで仕事を行う場合、・提言する・意見を出させる・意見を聞く・反証する・分析する・評価する・要約する・まとめる、などさまざまなプロセスがあります。こういうさまざまな行為をどのように発露し、その集団でどういう役割を全うしていく人なのかという側面を見ているのがグループディスカッションなのです。自分が果たすべき役割は、その場の集団によって変わってくるのが普通です。その時のメンバーがどういう人たちなのかを瞬時に見抜き、自分の役割を果たすという機敏さも必要です。与えられた討議テーマの正解を求めているわけではありません。大事なのはプロセスなのです。

就職が決まったら

「就職活動記録」作成のお願い

次期以降、就職活動を行う後輩への情報提供として、「就職活動記録」の作成にご協力ください。用紙は以下からダウンロードできます。

就職活動記録
就職活動記録(博士・PD用)

一般の就職活動記録は新卒採用に対応したものになっています。博士課程やポスドクの方はご自身の就職活動の状況に応じてどちらかのフォーマットをお選びください。

提出はキャリアサポートルームに持参するか、電子メールで返信ください。

送付先 E-mail: shushoku*mail.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

提出していただいた就職活動記録はキャリアサポートルームで適正に取り扱います。

 

書籍等の提供のお願い

皆さんが就職活動時に使用された書籍で不要なものがありましたらキャリアサポートルームへご寄付ください。

就職活動中の方、来年度に就職活動を行う方のために活用させていただきます。