学生総合支援センター 障害学生支援ルーム

目次


以下本文です。

案内とアクセス

障害学生支援ルームとは

京都大学における、障害学生支援の拠点として、障害があるなどの理由により、修学上何らかの支援が必要な学生の相談に応じ、学習・研究上の必要に応じた修学支援(教育上の合理的配慮)を行っています。
専任のコーディネーターを配置し、所属学部・研究科等や学内外の関連機関等と連携しながら支援を実施します。 主な役割は以下のとおりです。

修学支援について

障害学生支援ルームが行う修学支援(教育上の合理的配慮)は、学生本人及び所属学部・研究科等の申し出により検討し、その必要性が認められた場合、実際の支援に応じています。

<支援の対象と範囲>
対象:視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、発達障害などにより修学上支障がある者
   (必要性が認められる場合は、慢性的な疾病や一時的な怪我などの相談にも応じます。)
範囲:講義・実験・実習、行事など必要であると認められる範囲
<支援の内容、方法>
個々の状況やニーズと授業内容等の環境的要因をふまえた専門的な判断により検討します。
以下は、支援の一例です。
視覚障害 :資料等の点訳・音訳、対面朗読、ガイドヘルプ、書籍等のテキストデータ化 等
聴覚障害 :ノートテイク、PC 文字通訳、映像教材の字幕付け 等
肢体不自由:施設・設備の整備、教室変更、介助者の配置 等
発達障害 :修学環境の調整、TA の配置 等

Staff紹介

経験豊富なスタッフが対応します。

<障害学生支援ルーム室長>
林 達也(国際高等教育院 教授)
<チーフコーディネーター>
村田 淳(准教授)
<コーディネーター>
大江 佐知子
木谷 恵
吉澤明日香
専門スタッフ1名
支援スタッフ2名
事務スタッフ1名

連絡先

電話:075-753-2317
FAX:075-753-2319
E-mail:s-sien*mail.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
開室時間:9時00分~17時00分(月曜日~金曜日*祝日を除く)

アクセス

〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学 吉田キャンパス 本部構内 教育推進・学生支援部棟(旧石油化学教室本館) 1階
※ 障害学生支援ルームへは、建物の北東にあるスロープ・自動ドアからお入りください。

学生さんへ

大学は、自ら学び・探求し、様々な面で成長を遂げる場所です。これからの社会を担う皆さんは、自らのことを知り、社会のことを知り、そのなかで大いに活躍していくことでしょう。自らを知ることは、自らと社会(環境)との相互関係を知ることも意味しています。学生生活のなかで様々な出会いやチャレンジの機会があると思いますが、それらを通じて、それぞれのスタイルで成長していってもらいたいと考えています。
 障害とは、身体的又は精神的な差異や特徴であるということが一般的ですが、それだけではありません。環境や制度、考え方などによる障壁もまた、障害と呼ぶことができます。大学という教育機関において、皆さんも多くの学生と同じように学生生活をおくることになりますが、場合によっては、何らかの配慮や支援が必要になることがあります。それらの配慮や支援は、学生個人に対するものというよりは、大学が教育や研究環境を保障するために必要となるものだと考えています。皆さんの出席する講義や実験、ゼミなどの演習や研究室での活動は、皆さんもその参加者の一員です。ただし、それぞれの場面で、皆さんが力を十分に発揮するために、配慮や支援が必要になる場合がありますので、その際には一緒に考えていきましょう。
 まずは、些細なことでも支援ルームで相談してみてください。個別の相談などで問題が解決できる場合もありますが、講義等で具体的な配慮や支援が必要になる場合は、所属する学部等の教職員も交えて、相談をすすめていきます。自分自身で支援のニーズが具体的に固まっていない場合でも、困っていることなどを率直に相談することで、何らかの方向性がみえてくると思います。まずは気軽に相談してみてください。

学生サポーター募集

障害学生支援ルームでは、障害のある学生の修学支援を担う学生サポーターを募集しています。
支援は障害の種類や程度、環境によって変化し、その内容も多岐にわたります。例えば、視覚障害のある学生に対するガイドヘルプ(移動介助)や対面朗読等の音訳支援、聴覚障害のある学生に対する情報保障(ノートテイク、パソコン文字通訳など)、肢体不自由のある学生に対する移動介助などがあります。
京都大学でともに学ぶ学生として、ともに学べる環境作りへのご協力をお願いします。
興味のある方は、障害学生支援ルームまでご連絡ください。
※原則として、支援は有償で行っており、障害学生支援ルームより謝金を支払います。

連絡先
京都大学学生総合支援センター 障害学生支援ルーム
場所:本部構内 教育推進・学生支援部棟(旧石油化学教室本館)1階
電話:075-753-2317
FAX:075-753-2319
E-mail:s-sien*mail.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)

教職員の方へ

障害のある方の受験に関して

学部入試の場合

障害などの理由により入学試験における配慮を希望する場合は、「受験上希望する特別措置(※入学者選抜参照)」を志望する学部へ申請することになっています。この時点では、基本的に受験上の特別措置をご判断いただくことになりますが、同時に、合格した場合の修学支援についても、念頭においていただくことが必要です。
 合否がわからない段階で、具体的な修学支援を検討することは難しい部分がありますが、少なくともどのような支援が必要になるかを把握しておくことで、合格(入学)した場合の対応がスムーズになります。修学支援は障害の種類や内容、さらには修学環境によって異なりますが、それらの状況によって支援の準備に時間を要する場合があります。また、入学当初は入学式等の行事や各種ガイダンスがあり、非常に重要な情報収集・手続きの期間となります。この時期に、ある程度の支援が整っていることは、大学生活をスムーズにスタートさせるために不可欠であるため、出来る限り早い情報共有、そして修学支援の実施にご協力ください。

大学院入試の場合

大学院の入試は、研究科ごとに実施時期や試験方法が大きく異なります。特別措置の申請に関しても、研究科ごとに定められたルールがあります。
 受験上の特別措置の実施にあたっては、学部入試での判断基準が参考になりますが、試験方法が大きく異なるために必ずしも同様の対応にならないことがあります。特別措置の実施は、最終的には研究科ごとに判断していただくことになりますが、判断が難しい場合や特別措置の実施にあたってのノウハウに関してのご相談は随時受け付けておりますので、必要に応じてご連絡ください。
 また、大学院入試の場合、合格発表の時期も様々です。合格(入学)が決まった場合は、まずは出来るだけ早い時期に本人と相談の機会をもつようにしてください。

障害のある学生の入学後の修学支援

障害のある学生が入学した場合、まずは学生本人と連絡をとっていただき、支援等の要望を確認してください。支援ルームのスタッフが同席することも可能ですので、必要に応じてご連絡ください。
 大学に進学する障害のある学生の一部には、自らで支援の必要性や方法を認識できていないケースも少なくありません。とりわけ、高等学校までの教育方法やシステムと大学におけるそれらは異なる点が多く、学生本人も自らの障害が大学でどのように影響してくるのかがわからない場合があります。このような場合は、過去に同じような障害のある学生がどのように学修・研究していたのかを情報提供することも可能です。
 修学支援は、あくまでも学生本人からの申し出により実施されるものですが、初めて体験する教育環境のなかで、自らのニーズを適切に認識し、さらに大学側に伝えるという作業は簡単なことではありません。障害のある学生が入学した場合は、このような状況も想定して相談等をすすめるようにしていただければと思います。
 大学における修学支援(修学上の特別措置)は、「合理的配慮」という考え方に基づいて実施することになります。“合理性”とは、それぞれの障害に応じた合理性というよりも、個々の状態と環境との相互関係における合理性だと言えます。つまり、修学支援の必要性や実施方法は常に変化するということも想定し、柔軟に考える必要があります。
 障害学生支援(障害のある学生への修学支援)とは、単位取得や卒業を目標にするのではなく、多くの学生と同じように教育あるいは研究環境を保障するものです。ただし、そのためには多くの学生とは異なった、個別の特別措置が必要であり、多様な修学支援を実施することが求められます。もちろん、「合理的配慮」の検討や実施にあたっては、支援ルームとしてもサポートしていきますが、指導にあたられる先生方の能動的な関わりがなければより良い支援を実現することは困難です。是非、ご理解とご協力をお願いいたします。
 各種支援の例については、「支援ルーム案内」のページをご参照ください。具体的な修学支援の検討の際には、ご担当教員及び教務系の事務職員の方などで情報を共有していただき、支援ルームへご連絡いただきますよう、お願いいたします

受験生の方へ

学部への入学を希望する場合

京都大学では、障害などの理由により入学試験や入学後の学生生活において必要となる配慮や支援を実施しています。受験を具体的に考えられている場合などは、なるべく早い時期に志望する学部へ相談していただくことをおすすめします。受験にあたっては、どのような配慮がなされるかという不安もあるでしょうし、合格した場合も、合格発表から入学時期の期間が限られているため、落ち着いて相談していただくことが難しい可能性もあります。
 受験上の特別措置は、毎年発表される「入学者選抜要項」を参照してください。要項のなかには、特別措置の申請方法や必要書類などが明記されていますので、書類等は早めに準備しておいてください。センター入試でも同様の申請をされる方が多いと思いますが、その際の手続きとそれほど違いはありませんので、一緒にすすめていただくとスムーズです。
具体的に受験を考える前の段階でも、随時、ご相談は受け付けています。ご自身だけでは不安な場合は、保護者の方や高等学校の先生からのご相談も受けています。大学生としての学生生活では、おそらく皆さんが想像していること以外にも様々なことを想定しておく必要があります。京都大学における現在の状況をお話しすることで、そのお手伝いをさせていただきますので、ご遠慮なく連絡してください。
 京都大学では、毎年8月上旬にオープンキャンパスを実施しています。オープンキャンパスは大学を知っていただく絶好の機会です。京都大学ではオープンキャンパスにおいても、参加者が必要となる配慮や支援を“模擬支援”という形で実施しています。事前にお伝えいただくことが前提ですが、模擬支援では実際に大学に入ってから必要となる様々な支援を体験することができます。大学での支援の様子を知っていただくことはとても参考になると思いますので、是非、積極的にご参加ください。オープンキャンパスの詳細は、大学のホームページなどで毎年5~6月頃に発表されますので、そちらをご覧ください。
 もちろん、オープンキャンパス以外でも、相談や見学は随時受け付けていますので、まずは一度支援ルームまでご連絡ください。

大学院への入学を希望する場合

事前に相談していただくことが有効であることは学部入試と同様ですが、特別措置の申請方法や時期は研究科ごとに異なりますので、希望する研究科等で直接ご確認ください。
 また、学部と大きく異なる点として、入学後は研究室へ配属され、ある程度限られた指導体制のもとで研究をすすめていくことになります。例えば、同じ専攻や同じような研究をしている研究室であっても、研究室の環境や研究の進め方に大きな違いがある場合があります。このような違いは、障害学生支援を実施するにあたっても大きく影響する場合があります。このため、事前に志望する研究室の教員と連絡をとるなど、しっかりと研究室の様子を把握するようにしてください。
 もちろん、支援ルームでも随時相談は受け付けておりますので、遠慮なく連絡してください。

本文は以上です。

リンク

【支援機関】

京都ライトハウス http://www.kyoto-lighthouse.or.jp
・視覚障害に関する相談

京都市聴覚言語障害センター http://www.kyoto-chogen.or.jp/center
・聴覚障害に関する相談

京都市発達障害者支援センターかがやき https://www.sogofukushi.jp/kagayaki
・発達障害に関する相談

京都府難病相談・支援センター http://www.pref.kyoto.jp/nanbyou/center.html
・難病に関する相談

【入試関係】

大学入試センター http://www.dnc.ac.jp
・障害のある方の受験上の配慮

DO-IT Japan https://doit-japan.org
・障害のある方の進学移行支援

【就職関係】

京都障害者職業センター https://www.jeed.or.jp/location/chiiki/kyoto/
・障害者雇用に関する相談

サーナワークス研究所 http://www.sanawi.co.jp
・障害のある方の就職情報

クローバーナビ http://www.clover-navi.com
・障害のある方の就職情報

en+courage(エンカレッジ) http://www.en-c.jp/index.php
・発達障害のある方の就労移行支援

【その他】

日本学生支援機構(JASSO) ー障害学生修学支援 http://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/index.html
・障害のある学生に関する実態調査など

日本学生支援機構(JASSO) ー障害学生奨学金 http://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/shogakukin/index.html
・障害のある学生の奨学金に関する情報

日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan) http://www.pepnet-j.org/web/
・聴覚障害のある学生の支援に関する情報

全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD-Japan) http://ahead-japan.org/
・障害のある学生の支援に関する全国協議会

全国障害学生支援センター http://www.nscsd.jp
・障害のある学生に関する情報

関西障害学生支援担当者懇談会(KSSK) http://www.consortium.or.jp/project/dss/kssk
・関西圏の支援担当者ネットワーク