疑似Twitterアカウントに関する注意喚起

現在、京都大学のエンブレムを無断で使用し、「京大就活」などの名称を用いたTwitterアカウントの存在が確認されています。これらは、本学及び当ルームと全く無関係なアカウントです。なお、当ルームのTwitterアカウントは@KU_SHUSHOKUです。

学生のみなさんは、これらの疑似アカウントに注意するとともに、個々の情報の発信元を確認してください。また、これらの疑似アカウントに対する個人情報の提供については慎重に判断してください。

就職活動

自己分析

「どこの会社に入社したいか?」 と聞かれて会社の名前を出すことはできても、「そこで何をしたいか?」と問われると答えることができない…就職活動を始める前の学生は大半はこういう状況にあります。「どこに入社したいか」ではなく「何をしたいか」を考えることが自己分析の第一歩になります。

例えば医師を目指して医学部に入学した人や弁護士を目指して法学部に入学した人は、すでに受験の段階で目標が設定できているわけですが、企業や公務を卒業・修了後の進路として考えている学生も同様に目標設定する必要があるはずです。就職は大学受験と異なり、偏差値という一つの評価軸で合否が決まるものではありません。自分らしい進路・職業選択のために

  • 興味・関心
  • 個   性
  • 価 値 観
  • 能   力

の4軸についてしっかり考え、意思決定しましょう。
自己分析とはこの4軸について、自分自身はどうなのか? を客観的に考える作業です。

興味・関心

「働くこと」は人生における社会的・経済的基盤です。職業があなたの興味・関心に近ければ近いほど、職業人生は充実したものになるでしょう。あなたが深く心を寄せるモノやコト、好奇心がそそられるモノやコト、やりたいと思えるコトは何でしょうか?まずは自由な心で自分の興味・関心を振り返ってみましょう。

個性

組織はさまざまな人間が集まってこそ成り立ちます。目標を達成するためにリーダーシップに富んだ人が必要なのは当然ですが、リーダー役を補佐する人、決まったことを完成度高く遂行する人、違った観点から問題提起する人等、多様なメンバーが各自の力を発揮してこそ、チームワークが成立します。自分の性格や強み(適性)がどのように社会や組織、チームで生かせるのか、また、生かしていきたいのかを考えてみてください。

価値観

「価値観」とはあなたが公私両面において大切に思っていることのことです。環境や気分によって変わることのないあなたらしさ、と言ってもいいかもしれません。そして、それはあなたの働くモチベーションとなるものでもあります。生活の中で大切に思っていることを職業を通じて大切にできること、働くことが新たなモチベーションをうみ、より充実した職業人生を形成していけると思える進路・職業選択をしてください。自身の既存の知識から志望企業や職種を選ぶのではなく、自分の価値観を出発点に、どんな職業・進路選択があるのかを考え、探究しましょう。

能力

職務を遂行するための実務能力と社会人としての適性能力の二つの意味があります。

ほとんどの皆さんはフルタイムで働いた経験はないと思います。職業経験のない大卒新卒者に求められる実務能力とは、将来、もしくは、近い将来発揮しうる能力ということになります。例えばTOEICの得点。得点が高ければ、入社したその日から英語を使って業務ができるか?と言えばそんなことはありません。採用者は「TOEICの点数が高い=現場で早く英語を使いこなせる可能性が高い」という期待感で評価しています。これが大卒新卒者が「ポテンシャル採用」と言われる所以です。同じように自然科学系の学生の研究成果が就職先の研究開発に直結する事はほとんどありませんが、研究を通して得た知識や技術、課題解決力等が将来の成果をどのくらい確かにするかという点を評価しています。現時点の成果・知識・技術も大切ですが、それを今後どう伸ばしていくのか、その意気込みも問われています。
一方で社会人としての適性能力は社会人・職業人として必要な基本的なマナーや公共心、倫理観、協働の精神等です。京都大学は教育理念として『京都大学は、教養が豊かで人間性が高く責任を重んじ、地球社会の調和ある共存に寄与する、優れた研究者と高度の専門能力をもつ人材を育成する。』と掲げています。高い能力と素晴らしい学修・研究環境に恵まれたみなさんだからこそ、この理念を忘れずに日々研鑽を積んでいただきたいと思います。

採用選考で求められるのは「社会に、所属する組織に『貢献できる』人材」です。京大卒というブランドが担保してくれるのは求められる能力の一部でしかありません。就職活動でつまずく多くの学生に共通しているのがこの「能力」に対する過信ゆえの自己分析の甘さです。また、「仕事が合わない」とか「思った仕事と違う」と言って早期に退職し、キャリアサポートルームに相談に来る既卒者もいます。話を聞いていると、会社の知名度や印象、選考のラクさといった表面的な軸で入社を決めてしまい、仕事や業務内容とのマッチングが不十分だったことが原因のように思えるケースもあります。職業経験のない皆さんが組織や仕事とのマッチングを考えることは難しいことですが、できる限り十分な情報を取り入れて、自分自身で判断していくようにしましょう。キャリアサポートルームでは、さまざまな支援行事や就職相談を通して、自己分析のサポートをしていますので、気軽に相談に来てください。